願望を叶えるための「スキル」が存在していることを知っていますか?
そのスキルは、NLP(Neuro Linguistic Programing:神経言語プログラミング)というスキル体系の中にあります。
「私には叶えたいことがある!」
願望を叶えたいという思いの強さ弱さの差はあるでしょうが、大抵の人は、叶えたい願望を持っていると思います。
しかし、何となく流されて日々を送ってしまう人が多く、その願望を叶えられる人はかなり少ないのでは。
願望をか叶えられる人と願望を叶えられない人の違い。
それは、願望を叶えるための行動を起こしたか、起こしていないか。
どうして、願望を叶える行動を起こさないのか?
願望を叶えるための才能がないのか?
いいえ違います。
それは、
「願望の叶え方を知らない」
ということなんです。
だからこの記事で言いたいのは、
『願望の叶えるためのスキル』
が存在するということ。
そう、願望を叶えるための「才能」ではなく「スキル」なんです。
「スキル」なんですから、多くの人がその力を獲得することができる。
叶えたい願望があるのなら、まず、この「スキル」を手に入れたくはありませんか?
そのスキルの名は、「8フレームアウトカム」。
そして、「8フレームアウトカム」は、”NLP”というスキル体系の中にあります。
そんな“NLP”を易しく学べるのが『NLPの教科書』です。
『NLPの教科書』はどんな人におススメか?
叶えたい願望がある方におススメ。
多くの方は、
- その願望に向かって努力を続けられない。
- 何かの拍子に、願望を叶える行動をとめてしまう。
そんな風に悩んでいるのではないでしょうか。
『NLPの教科書』は、コミュニケーションスキル、不安解決スキルなど、多岐にわたってNLPのスキルを紹介している本です。 だから、 お客様との距離を縮めて、営業成績を上げたい 過去の嫌な思いに囚われて辛い というような人にもおススメなんです。今回の記事では、願望実現をメインに『NLPの教科書』を紹介します。
『NLPの教科書』の注目のコンテンツ
NLPには、人間の心理に基づくスキルがたくさん。
この記事では、『NLPの教科書』に載っているスキルの一つ「8フレームアウトカム」を紹介します。
「より具体的に願望をイメージすると願望は叶う」という感じの言葉を聞いたことありませんか?
でも、「具体的にイメージする」というのがよくわからない、と思うんじゃないでしょうか。
そのイメージをより鮮明にするのに「8フレームアウトカム」が役に立つんです。
「8フレームアウトカム」って?
まず「8フレームアウトカム」の言葉の意味を。
なじみのない言葉を使うと、その先のイメージが難しくなりますから。
まず「8フレーム」ですけど、これは簡単で、「このスキルには8つの行程があります」ということです。
ここは簡単ですね。
難しいのが「アウトカム」。
「アウトカム」⊃「願望」なんです。
余計分かりにくくなってしまったかなぁ。
「アウトカム」というのは、
- 願望
- 願望が叶った時の状況
- 願望が叶った時の心情
と、願望よりも、もっと広い意味を持ちます。
「アウトカム」がイメージしにくい場合は、「願望」だと思ってくれても大丈夫です。
つまり「8フレームアウトカム」は、「8つの行程で、願いを叶える方法」と思ってくれればいいでしょう。
「8フレームアウトカム」のワークについて
では、具体的に8フレームアウトカムの説明とワーク方法を紹介します。
願望実現のサンプルとして、ダイエットを例にしてみます。
少し恥ずかしいのですが、実際の私のダイエット経験で語ります。
行程1「あなたの手に入れたい願望は何ですか?」
自らに「私の手に入れたい願望は何ですか?」と問います。
「現在、体重が80kgなので、65kgくらいになりたい。」
この時点では、目標は、「文字」や「数字」であって、体重65kgというのはどんなことなのかを鮮明にイメージできていません。
明らかに自分でできないようなことを願望してはいけません。
例えば、日本経済をバブル時代並みに回復するとか。
それは、あなたの役割ではなく、政治家や経済界の大御所に任せておきましょう。
行程2「願望が手に入ったとき、どのようにして分かりますか?」
自らに「願望が手に入ったとき、どのようにして分かりますか?」と問います。
「朝体重計に乗ったら、表示が64.8kgだった。」
「靴の紐を結ぶときに、ラクに前屈姿勢になれる。」
「鏡を見ると、しもぶくれだった顎がシュッとしている。」
こんな感じで、願望が叶った時の風景や、感覚などをイメージします。
こうやって、「願望」が「アウトカム」に進化していきます。
行程3「その願望を、いつ、どこで、誰と作りますか?」
自らに、「その願望を、いつ、どこで、誰と作りますか?」と問います。
ダイエットだと、
- 6か月後に
- 自分の部屋で
- 自分ひとりで(夫婦でダイエットしているなら、「妻と」という感じになります。)
「アウトカム」がさらに強化されていくのがわかりますね。
行程4「願望を手に入れることは自分自身や周りにどのような影響がありますか?」
自らに、「願望を手に入れることは自分自身や周りにどのような影響がありますか?」と問います。
ここはちょっと注意が必要。
あなたは思います
「願望が叶うのですから、良いことばかりで、悪いことなんて何にもない」
・・・本当ですか?
実は、願望が叶うと「悪くなること、失うこともある」ということを意識する必要があります。
ダイエットで、65kgになった。
腹周りのせいで、Lサイズを着ていたが、身長にマッチしたMサイズの服がすっきり着られる。
周りからも、「スリムになったじゃない。やっぱり前よりもいい感じだよ。」なんて言われてうれしい。
走るときに体が軽く感じる。
でも、
仲の良かった飲み友達と疎遠になるだろうな。
だって、あいつの誘いに乗っていたら、リバウンドしちゃうよ。
毎週通っていたあの居酒屋のオヤジさんとも、あんまりあえなくなるだろうな。
そう、願望には、負の側面があります。
その願望を叶えることによる負の側面があっても、願望を叶える意味があるということを自分にしっかり意識させる必要が。
そうしないと、願望実現するプロセスで、負の側面に出会った時に、そこで願望を諦めてしまう危険があるからです。
行程4を経ることによって、願望を実現することによる、メリット・デメリットも明確になってきて、ますます「アウトカム」が強化されていきます。
行程5「願望を手に入れるためにすでに持っているリソースは何ですか?さらに必要なリソースはなんですか?」
自らに「願望を手に入れるためにすでに持っているリソースは何ですか?さらに必要なリソースはなんですか?」と問います。
「リソース」というのがちょっとわかりにくいと思います。「リソース」とはあなたの願望を叶えるために使える、お金、経験、知識、道具などの総称です。
すでに持っているリソースは
運動のためのトレーニングウエアやシューズはあるな。
栄養学も多少知っている。
それに、ダイエットに使うための資金もあるぞ。
という感じでしょうか。
では、必要なリソースとしては、
ダイエットに関するアドバイスが欲しいから、ライザップに申し込もう。
運動するための時間も確保しないと。
ダイエットに良い食材をネットで検索しよう。
自炊をするために、鍋を買おう。
食事制限をするために、置き換え食品も買おう。
という感じでしょう。
これによって、アウトカム実現のためのプロセスが、どんどん明確になってきます。
行程6「願望を手に入れるのを止めているものがあるとしたら何ですか?」
自らに「願望を手に入れるのを止めているものがあるとしたら何ですか?」と問います。
「止めているもの」というのもちょっと抽象的ですね。
ここでは、願望を阻害する悪い習慣と考えるといいかもしれません。
そういえば、毎晩ビールを飲む習慣があるな。
これは止めないといけないだろう。
それから、ラーメンの食べ歩きを週2くらいでやっているなぁ。
仕事中に間食もしている。
これも、この際止めることにしよう。
といったようなことです。
何かスキルを身に着けたい場合には、勉強が必要になります。
だから、勉強時間を作るために、仕事後の居酒屋通いを止めたり、テレビを見るのを止めて時間を作る必要がありますね。
行程7「願望を手に入れることは、どのような意味がありますか?」
自らに「願望を手に入れることは、どのような意味がありますか?」と問いましょう。
これは、願望を実現した先にあるベネフィットを意識するものです。
実現したい願望の先を意識することにより、実現したい願望がゴールではなく、プロセスになり、より実現しやすくなります。
ダイエットでスリムになったら、女の子にモテるようなことが起きるかもしれない。
もしかしたら彼女ができるかも。
こんなこと考えていました。
多分、ダイエット願望のあって、彼女彼氏がいない、ほとんどの人はこう考えているんじゃないかと思います。
「体重が●●kgになる」と考えるよりも、「体重が●●kgになって、女の子にもてるようになるぞ」と思っていた方が、ダイエット人も力が入りますね。
行程8「何から始めますか?」
自らに「何から始めますか?」と問います。
ここで行動に入ります。
- ライザップに申し込みする。
- 町の薬屋さんのダイエットプログラムに参加する。
- ◎◎ダイエット本を買う。
- 一日一食にする。
など、リサーチと実践が始まります。
この8つの行程を何度も繰り返して願望実現のプロセスをブラッシュアップしていくんです。
いかがでしたでしょうか?
願望実現のスキルがあるということが伝わったなら幸いです。
NLPには、こんな役に立つスキルが満載です。
願望実現だけでなく、コミュニケーションスキル、過去の負のイメージからの脱却スキルなどもあります。
NLPのここがちょっとあんまりよくない点
今まで紹介してきたように”NLP”のスキルを身に着けて、人生に応用すれば、人生はさらに素晴らしいものになると私は信じています。
『NLPの教科書』はその入門編。
実際に『NLPの教科書』にあるワークを続けていけば、そのまま人生の役に立ちます。
ひとつ、問題があるとすれば、
「NLPの用語がしっくりこないし、難解」
という点でしょうか。
- アウトカム
- ラポール
- キャリブレーション
- リフレーミング
- サブモダリティ
- タイムライン
- ストラテジー
などなど、NLPにはこんな馴染みのない単語が頻繁に出てきます。
この単語で、拒否反応を起こしてしまう方がいるかもしれません。
これを日本語訳に変換することは可能なんでしょうけど、そうすると今度は、「NLPっぽくなくなる」ということになってしまうんですね。
この分かりにくい用語が出てきたら、その単語の周辺をしっかり読んで理解してみてください。
最後に
願望を叶えるために本気になった時、NLPのスキルである「8フレームアウトカム」の存在を知っていれば、あなたの願望実現はより引き寄せられることでしょう。
あなたの願望が叶えば、
- 暮らしが豊かになることも
- 周りの尊敬を集めることも
- 心をより安定に導くことも
できます。
さらに、一度願望をかなえたという自信が、さらにあなたを高みに連れて行ってくれるでしょう。
最初にも言ったように、NLPのスキルはもっと多岐にわたっています。
- 営業成績を上げるためのスキル
- 不安を取り除いたり、自分を変えるためのスキル
- 自己実現・願望を叶えるためのスキル
等々
『NLPの教科書』を読み込んで実践すれば、きっと人生好転しますよ。
<追伸>
NLPには、身体を動かしてのワークがあります。
その部分は、ちょっとわかりにくいのですね。
『NLPの教科書』を読んで、NLPへの興味が湧いた方は、NLPの公式のセミナーを受けると、よりNLPを実践しやすくなります。
私は、『NLPセラピストセミナー』で学びました。
ちょっと大きめのお金がかかるんですけど。