最近は、20代位からインターネットを使って、フリーランス形態で月に100万円以上も稼ぐ面々がいますね。
彼らのSNSやブログを読むと、
なるほどな。
と思うことも言っています。
自分もフリーランスで稼いでみたい。
すべての年代でそんなことを考える方は多いでしょう。
その時思うのは、
どんなスキルがあれば、月に100万円も稼げるのかがわからない。
ということ。
ネットを使って、フリーランスで稼ぐ彼らは、世の中の価値ある才能や情報・モノを見つけて、それをネットで紹介して稼いでいるんです。
次に思うのは、
どうやって価値あるものを見つけるんだ・・・。
ということ。
『マーケット感覚を身につけよう』はそんないろいろなモノの価値を見つける「マーケット感覚」というものを丁寧に紹介されている本なんです。
『マーケット感覚を身につけよう』はどんな人におススメか
『マーケット感覚を身に着けよう』は、こんな方におススメです。
- フリーランスになりたいけど、どんな商売をしていいか分からない方
- 今の商売が行き詰まりつつあって、次の勝負所を探している方
- 出世をするための自分のアピールポイントを探している方
まとめていうと、
- 自分
- 会社、学校
- 社会
の中で、価値のあるものを見つけて、それを武器に商売で稼ぐ、または、出世をしていきたい人全般です。
『マーケット感覚を身に着けよう』は、今、多くの人が欲しがっている能力を身に着けるための道標になります。
『マーケット感覚を身に着けよう』から神谷が学んだ注目点
『マーケット感覚を身に着けよう』から神谷が学んだ注目点をご紹介します。
『マーケット感覚を身に着けよう』からは、多くのことを学べますが、それを全部は書ききれません。
そこで、注目ポイントをダイジェストで。
「3:マーケット感覚で変わる世の中の見方」から
いまだ、英会話学校の人気はすごいですね。
東京の山手線の電車の中にも、英会話教室の広告があります。
山手線の広告って高いんですよ。一週間、B3サイズで120万円と聞いたことがあります。
確かに、以前は英語ができることは仕事をするうえでの強い武器になっていたのですが、これからもそうでしょうか?
インド、フィリピンも英語圏。
コンビニなんかで、器用に日本語を話す外国人を目にすることが多いんじゃないでしょうか。
彼ら、彼女らの多くは、英語も話せる可能性が高いんです。
そして、賃金は日本人よりも低いこと想像できます。
そうすると、現在から将来にわたって、英語ができるからと言って、高給がとれるという可能性は、けっこう低いんじゃないか、と考えられるのではないでしょうか。
ここのところはもうちょっと深堀してみましょう。
以前は「英会話ができれば、稼げる」という仕事に直接役に立つようなスキルを得ようと、みんな頑張っていた。
しかし、昨今は、価値を見極めるための力が必要となってきているというところにも考え付きそうです。
著者は「メタな技術」と言っています。
こんなメタな技術の身に着け方を学べるのが『マーケット感覚を身に着けよう』なんです。
「4:すべては価値から始まる」から、あなたのセレクトに価値が出ることが学べる
インターネットが普及する前は、物を買うといったら、雑誌や新聞・広告からの情報を得ていたでしょう。
旅をするといったら、旅行記の本や旅の情報雑誌などから情報を得ていたでしょう。
カジュアルなファッション等の情報だったら、『ホットドッグ・プレス』とか『angle』とか。
旅行だったら、『地球の歩き方』とか、『るるぶ』とか。
懐かしい方のいるんじゃないでしょうか。
このころは、情報の受け手となることはできたのですが、情報の発信側になるなんてことは、出版社に就職するくらいしか考えられなかったのです。
しかし、今やだれでもブログやホームページを作って、情報発信ができるようになりました。
そして、多くの人があなたの情報を頼りに、買い物をしたり旅をしたりすることができるようになりました。
つまり、インターネットの登場により、市場が拡大され、以前だったらほとんど価値のなかったあなたの情報が価値を持ってくるようになったんです。
そこで、誰もが持っているようなスキルや知識が市場の中で価値を持ち、お金に変えることができる可能性が出てきたということ。
『マーケット感覚を身に着けよう』では、そんなことも教えてくれます。
ですから、「私には価値がない」と思っている方は、あなたの価値に気付くスキルがないということなんです。
ここは気落ちするところではありません。「スキル」なんですから、才能と違って、訓練すれば身につくんです。
「5:マーケット感覚を鍛える5つの方法」
『マーケット感覚を身に着けよう』で、
- 世の中の価値
- 会社の価値
- あなたの価値
に気付くためのいろいろなサンプルを教えてくれたんですから、その価値に気付くための「マーケット感覚」を鍛える方法を教えてくれないと片手落ちですよね。
ちゃんと抜かりはありません。
5項目にわたって「マーケット感覚」を鍛えるための方法を教えてくれています。
それが、
- プライシング能力をつける
- インセンティブシステムを理解する
- 市場に評価される方法を選ぶ
- 失敗と成功の関係を理解す市場性の高い環境に身を置く
プライシング能力を市場に評価される方法を選ぶつける
インセンティブシステムを理解する
市場に評価される方法を選ぶ
失敗と成功の関係を理解する
市場性の高い環境に身を置く
です。
ひとつ「プライシング能力をつける」を紹介します。
スマホにかかる月に1万円の通信料は、朝から晩までフルに機能を使いこなす若者には許容できる料金かもしれません。
しかし、1日の大半はテレビを見ていて、時々電話をかけたり、お店の場所を確認するだけの高齢者には、ありえないほど高い。
とあります。
つまり、価値は相対的なモノであって、一定ではないということ。
例えば、リンゴ。
場所、季節、買い手で同じリンゴでも価値が全く変わってきます。
場所:青森
季節:冬
買い手:青森のリンゴ農家
だったら、かなり美味しいリンゴでも、その価格はずいぶん安くなってしまうということは、想像に難しくありません。
一方
場所:中東の砂漠地帯
季節:夏
買い手:石油関連で設けた大富豪
だったとしたら、輸送費を差し引いても、後者にリンゴを売ったほうがかなり儲かると考えられますよね。
こんな感覚を常に持って、いろいろなモノ、サービス、情報にあたる。
そうすることによって、「マーケット感覚」が鍛えられていくでしょう、ということです。
最後に
自分には何も特別な才能がなくて、自分の価値を見出せない、と思っている方は多いんじゃないかと思います。
『マーケット感覚を身に着けよう』は、特別な才能を身に着ける方法を紹介しているのではないのです。
誰もが持っている、どこにでもあるものの価値の気づき方を教えてくれる本なんです。
ゲーム廃人が二人います。
一人は、ゲーム課金の為に破産してしまいました。
もう一人は、ゲームの奥義や裏技を知りたいゲーマーが多くいることに気付き、そのゲームの奥義や裏技をyoutubeで公開して、多額の広告費をゲットしました。
二人の持っていたゲームの知識・スキル・経験はほぼ同じなんです。
一人は、「ゲームの情報は金になる」という価値に気付き、マネタイズの方法を探ったということです。
この、「価値に気付く」ということが「マーケット感覚」なんです。
『マーケット感覚を身に着けよう』を読めば、
- ビジネスネタに困らなくなる
- 失敗しても再チャレンジがカンタンになる
- いろいろなことに挑戦できる下地ができるから、将来の不安が減少する
- 将来の不安が減少するから、楽しく生きていくことができる
ちょっと、「マーケット感覚」身に着けたくなりませんか。