「できそうな仕事や職業を選んで、無難に生きる」これって、つまらないし、結構つらいことです。
多くの人が、このことに気付いていません。

私は、あるプロジェクトを無難にこなそうとした結果、人生で最悪なサラリーマン時代を過ごしたことがあります。
だから、「好き」なことを仕事にすれば、
- 仕事に対して積極的になれて、積極的に仕事をすれば、仕事が楽しい。
- 好きなことだから、トラブルがあっても、トラブルの先の楽しさにワクワクできる
と、いいことだらけなんです。
しかし、ここで足を止めてしまうのが、
「好きなことやっていて、生活できるのか?」
という疑問。
だから、『「好き」を仕事にして生きる』を通して、ホリエモンに聞いてみましょう。
『「好き」を仕事にして生きる』はどんな人におススメか

- サラリーマンをやっていて、仕事を辞めたいんだけど、次に何をしていいか分からない人
- やっていたビジネスがぽしゃってしまって、どうしようかと思っている人
- 生きているのがつまらないと感じている人
に、おススメです。
なぜ「好き」を仕事にするのがいいのか

好きであれば、多少の困難があっても、それを続けられるように努力や工夫をするだろうし、差別化だって自然と考えるようになる。
好きじゃない仕事をしていると、トラブルが起きたときや課題が発生した時に、まず逃げたくなるのですね。
もっと悪いパターンは、問題を他人のせいにしたり、他人になすり付けたりも。
「好き」であるということから発生するエネルギーは、トライブルなどの壁を乗り越える力になります。
好きでもない仕事で稼いだお金は、くだらないことに使ってしまうことは多いです。
好きな仕事で稼いだお金は、好きな仕事に投資する気持ちになるでしょう。
だから、好きで仕事をすると、伸びる力も段違いですね。
「「好き」ということは、個人の力を伸ばしやすいというのはわかった。でもお金は稼げるの?」
という疑問は残ったままですね。
そこをホリエモンはこういうふうに言っています。
今は技術革新によって、旧態依然の成功とは違った形の成功が誕生している。
好きなこと・遊びを仕事にすることは、決して難しくない。
サンプルとして、コンビニのアイス評論家の「アイスマン福留」氏のことが紹介されていました。
コンビニのアイスを評論してお金になる・・・そんな時代が今なんです。
どうやって「好き」を仕事にしていくか探ってみましょう

では、仮に「好き」なことが、見つかったとします。
「好き」なこと仕事にして生きていくためにどんなことを言っているかを『「好き」を仕事にして生きる』からピックアップします。
行動することだけが価値を持つ

ホリエモンは、言っています。
ひとは、「好き」を仕事にするためにの行動を全然していないと。
誰もが、新たなアクションを起こさずルーチンワークを繰り返す中で、別の行動を起こす1%の人はとても目立ちます。
『「好き」を仕事にして生きる』で言う「行動」は、
- 今の生活に不満があるのなら、その不満を打開するための「行動」
- 不満を打開するための行動を振り返って、さらに改善するという「行動」
- 行動の後に安定してきたら、さらに飛躍するための「行動」
ということです。
一番簡単な、成功方法は成功者の方法をパクること

「一番簡単な、成功方法は成功者の方法をパクること」というのは、ネットビジネスで成果を出している多くの人も言っています。
「なに(誰)をパクるか」というのがキモですね。
パクるったって、ただのコピーじゃ、多くの人も、検索エンジンも認めてくれないから、工夫が必要。
そんな工夫をしているうちに、やっていることはパクリではなく、自分のオリジナルになっていきます。
守破離というやつですね。
初めから掛け算を狙わないこと

初めから掛け算を狙わないことだ。新しいことを始めるとき、人は誰もがゼロ地点に立っている。
ゼロにどんな数字を掛けてもゼロのままだ。
成功へのショートカットで掛け算を狙うのではなく、小さなイチを足していこう。
多くの人は、最初から成果を期待しすぎだとホリエモンは言っています。
ネットビジネスを例にすると、最初の成果への道は遠い。
私が、ドロップシッピングをやっていたころは、開始してから、初売り上げまで6カ月。
その時の収入が2,800円だったと記憶しています。
ネットビジネスの初期の成果はすごくしょぼい。
月に数百円、数千円が続く.
でも、継続の先に大きな実りがあるのですね。
ドロップシッピングでは、最高で25万円/月位行きました。
自由に生きることは炎上することである

意図的に炎上させて注目を集めるというのは、褒められたことではありません。
けど、好きなことを仕事にするというのはある意味、生き方を売るところもあるので、それに反発する人が出るのは避けられないのも事実です。
そして、鋭い意見には反発も多い。
しかし、鋭くなければ、誰にも突き刺さらない。
人に突き刺さなければ、応援もしてもらえません。
仕事の収入は、自分を応援してくれる人の数。
応援してくれる人がいるということは、反面、嫌う人もいるということなんです。
嫌われるというは、嫌なことかもしれないですが、自分が傷つくのを極端に恐れては何事もなせないでしょう。
最後に
『「好き」を仕事にして生きる』から、「好き」を仕事にすることの有利さ。
「好き」を仕事にしていくうえでの、大切なことをピックアップしてきました。
『「好き」を仕事にして生きる』は、自分の好きなことをやってお金を稼ぐための必要なノウハウが十分に詰まっている本ではありません。
でも、行動のファーストステップを促す、ちょっとしたパワーが秘められています。
『「好き」を仕事にして生きる』を読んで、小さな行動でも起こせたら、人生けっこう変わってきますよ。